「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。「市場の空席」を見つけるフォーカス・マーケティング レビュー
おつかれい。
本日2回目の投稿。
疲れた。。。。。。
今週の目標だった、本一冊を読破したからレビューという形でアウトプットしたい。
週末に詰め込みすぎたからかなりやっつけでまとめた。
反省点は多い。
雑なレビューだけど許してね。
読んだ本は「「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。「市場の空席」を見つけるフォーカス・マーケティング」ていうマーケティングの本。
最近マーケティングに興味を持ってて、Kindleに積まれた本のうちの一冊。
一応一通り読んだんだけど、本当に必要なことだけをインプットしたかったから今回は以下のことに注目して読み進めた。
①なぜ一人に訴求する必要があるのか
②どのようにして顧客にリーチするのか
(まとめ)
今の時代は様々なメディアからのダイレクトメールや、不特定多数に向けた宣伝広告などで溢れている。それゆえ顧客からアテンション(注目)を得るのはハードルが高い。たしかにBtoCでの広告はただの騒音にすぎないことがよくある。「数撃ちゃあたる」戦法は今や時代遅れの手法である。
そこでこの本では、フォーカスマーケティングという新しいマーケティング手法を用いて一人に確実に訴求させれば、顧客が顧客を産むビジネスモデルの有益な特性にアドバンテージがあることを提唱している。自分のビジネスのコア・アイディア(本質)を考え、誰に訴求させるかを考える。コア・アイディアをシンプル化し、実在する一人の顧客が感じるメリットを第一に考えることが必要である。
デジタルとはあくまでツールの一つに過ぎないことを本当の意味で理解している事業者は少ない。顧客からお金を取るためには人の「頭」と「心」を「体」を動かさなければいけない。いつの時代もビジネスにはそのようなアナログ力が必要である。
ビジネス戦略を立てる上でやってはいけないことの一つは、競合と同じことをすること。規模拡大のような投機的な戦略に加え、顧客を得るための投資的な戦略とのバランスを考慮する必要がある。
まとめた内容は以下。
●プロローグ
自分のビジネスのコア・アイディア(本質)は以下のようにして抽出することができる。
・そのビジネスを潰すにはどこをねらう?
・そのビジネスと置きかわるビジネスを見つける
●CHAP1 潰すには
▶︎ビジネス概要について
◯コア・アイディアについて
自身のビジネスのコア・アイディアは常に以下の表現で認知する
・一言で伝わるか?
・相手がどのような利益を得るか?
・誰かに紹介したいような利益があるか?顧客がそれによって賞賛や尊敬が得られたりモテたりすると誰かに伝えたくなる
→人間は承認欲求を満たすために動いている。人間心理を利用。
▶︎ビジネス戦略の基本
◯相手への見せ方
・変化と解決を売る
◯戦略作成の基本姿勢
・+1を作り出すな。1になれ
(まとめ)
●CHAP2 たった一人
・人間の1人の頭の中には複数のインタレスト(興味・関心)が存在する。
・人はそのインタレストを通じてグループを作っている。
・インタレストは絆を強める
・たった一人=インタレスト
・ネット社会ではますます人間的な要素が求められる。
・バーチャルワールド(仮想世界)が発達すればするほど「人としての正直さ」、「誠実さ」、「利他の精神」が尊重される。嘘はバレる。だからこそマーケティングも同じ要素が必要になる。
・顧客をコントロールしようなどと不遜な態度をとってはならない。
・顧客とコミュニケーションするときは、一人の生身の人間として向き合う必要がある。
・ビジネスのコアアイディアが誰かのインタレストとしぴったり一致した時、ハッピーな出会いが生まれる。
・人は自分のインタレストを満たしてくれるアイディアにお金を払う
・顧客は原価は気にしない。顧客が買う時、価格はいくらでも構わない。
・買う人=顧客が喜ぶ。納得する価格であれば。
・フォーカスマーケティングとはたった一人を見つける方法
●CHAP3 移すんです
・人は満足するとつい誰かに伝え、シェアしたくなるもの。
・「who(誰)」を求めると、結果的に「How many(量)」を手にすることができる
・新しいマーケティングは、コア・アイディアを顧客から顧客へ感染させるのが核
・誰に移す?→ファンの友達、ファンの顧客、ファンのファン、ファンの自分
・今目も前に来てくれているお客さんを大事にする。お客さんにお客さんを連れて来てくれるように頼む。
・コミュニティは最強のマーケティングメディア。シェアされたインタレストで成立しているコミュニティも立派なメディア
・コミュニティ内で口コミを広げるのは感染しやすい商品であることが必要
●CHAP4 FACE(看板商品、看板娘)を作ろう
・ブランドは、旗。ブランドはイメージ。ネーミング。
・ブランドは「期待」を喚起する。そして「期待」は「知覚」を作る。知覚とは脳内に像を結ぶイメージで。五感として感じられることもある。逆に言えば「期待」を生み出さないうちはブランドがまだできていない証拠だ
・事実である必要はない。それが顧客である私の喜びに繋がるかどうか。
・顧客はストーリーを買う
・ブランディングとは、「◯◯って▽▽だよね」を作ること。人は「〜らしさ」に吸い寄せられる。
・ブランドゾーンと昨日ゾーンが綺麗に同じ大きさでバランスしている。
・売るのではなく、選ばれる。
・投票活動に勝つこと。ブランディングされないと、土俵にすら乗れない。
●CHAP5 ソーシャルメディアもたった一人のために
・第四時産業革命の特徴は以下の3つ。
①顧客がパワーを持っていて、企業と情報格差がない。
②企業活動が経済的側面だけでなく、倫理的側面、感情的側面から顧客の評価がなされる。顧客が寄せる信頼が企業の稼ぐキャッシュと同じくらい重要な資産になっている。
③顧客も企業活動に参画する顧客参加型市場が形成されている→顧客がソーシャルメディアで発信する共感や評判そして信頼が企業・商品のブランドを形成するということは、すなわち企業活動に参加しているのと同じこと
・ソーシャルメディアを使用する目的は、「目の前にいる一人の人に向けて、1本の糸でつなぎ、その糸をキープし続ける」
・ソーシャルメディアをt買って1本の糸を繋ぐための鍵は2つ。第一に「伝えたい、また来てほしい。広めたい」ためのツールとして。これはビジネスサイドの理由。もう一つはソーシャルメディアを通して発信された内容が「自分のためのもの」としてパーソナルタッチを持っているようにする。それによって、「私一人のためのメッセージ」として親しみを感じてもらう
・webサイトはアクションスイッチ。見知らぬ人を振り向かせるために使用する。
・ブログは「見知らぬ通行人」を「友達」、「顧客」、「有料顧客」に育てるのに最適なツールである
・ブログは綴った濃いインタレストに答える内容であればあるほど、リピーターが増える。
・ソーシャルのコツは「情熱と手間をかける」
・パーソナルタッチでより親しみを持って存在を作り上げていく。「強烈なあなただけに」を作る
・メルマガを個人メール化する
・結局は親しみの蓄積。ぬくもりや手触りのあるコンテンツこそが、ネットが発信した今こそ生活者・顧客の心のなかへ1本の糸をつなぎ、飛び込んでいく最短距離
・デジタルでアナログをやる
●CHAP6 アナログ力を鍛えよう
・アナログ力とは頭と心を体を実際に動かして伝える力
・ハガキと手紙は最終兵器
・マーケティングは人の心をつなぐもの
●CHAP7 たった一人にフォーカスする
・ペルソナマーケティングとの違いとは、架空の人物かどうか。リアルさが圧倒的に異なる。
・ペルソナだけでは足りない。顧客とのコミュニケーションから信頼と物語(ストーリー)を産ませる。顔ナシでなく、顔の見えるマーケターがつまり生身の人物がそこにいる。「対話」「信頼」「物語」「記憶」「思い出」これらこそがビジネスで重要なファクター
・この本の真髄は人と人との「会話」に注目した方法であり、「信頼」を得るための方法
つかれた。。。
次からはもっとうまくやろう。
一気にまとめるのは効率が悪い。。。読みながら章ごとに要点をまとめるのがいいのかな?
おわり。
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